この質問は、時計販売店でよく聞くフレーズです。絶対に機械式(メカニカル式)が良い、または電池式(クオーツ式)が良いと意見が分かれそうですが、私の意見は、どちらも正解ではないと思っています。それは、どのポイントを重要視して購入を考えいるかによって答えは変わるからです。 そこで今回は、それぞれの特徴やオススメな人について紹介します。 機械式時計の特徴やオススメな人 機械式時計とは、ゼンマイを巻き上げ、巻き上げられたゼンマイがほどける力を動力源として動く時計ですが、電池式の腕時計と比べた際に機械式時計の特徴やオススメな人は下記の通りです。 機械式時計の
時計のベルトって悩みませんか? 恐らく大きく悩むポイントは「純正or非純正」と「素材」だと思います。デザインに関しては、好みもあると思うので今回は省きますが、ベルトの交換時期も含めて紹介します。 腕時計用ベルトの素材の特徴 それぞれのベルトの特徴は下記の通りです。ベルトの素材を選ぶ参考にしてください。 素材 金属ベルト ・耐久性が強い。 ・洗浄、修理、研磨が可能で、修理できない状態にまで壊れない限りは半永久的に使用できます。 ・交換コストが高い。 ・水に強いが扱い方によってサビに注意。 レザーベルト ・耐久性が弱い。 ・洗浄、修理、研磨はできない
時の記念日とは、初めて日本で時計が設置された日です。時計が設置されたといっても、今のような機械ではなく、水を容器に流し、水面の高さで時を計る「水時計」というものです。 そこで、水時計や時の記念日について分からない方の為に、時計の歴史を踏まえ、説明します。 時の記念日と定められた背景 今でこそ日本は、世界の基準で見ると、時間を守る国のイメージがあります。しかし、日本で初めて時計が設置されたのは、飛鳥時代(593年~710年)、大化の改新(645年)から約20年後の671年6月10日に、天智天皇が、生活改善を目的として近江京(滋賀県)に水時計を設置しました。 そこから時は過ぎ
国内で使用されている時計用酸化銀電池にはメーカー、サイズ、電圧などさまざまです。同じメーカー、型番でも国内向けの電池と海外向け電池があるのをご存じでしょうか? そこで今回は、どういう電池を選べば良いかについて解説します。 電池は国内向けと海外向けが存在する。 国内向けの電池とは、その通り日本国内で使用するための電池です。海外向けの電池とは、海外の修理用もありますが、実は中国など海外では、多く時計を生産しています。 しかし時計の最も大切な部分であるムーブメントは日本の時計メーカーのものが多く使用されています。生産した時計は当然、電池が組み込まれていて動いた状態で出荷されてい