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100均やホームセンターで揃う⁉|お手軽時計メンテナンス用品(電池交換、外装クリーニング)の紹介

2022.01.06
電池交換

腕時計が壊れた場合、真っ先に思い浮かべるのは修理費用だと思います。

 

選択肢としては自分で修理?・時計屋さん?・ホームセンター?・家電量販店(ヨドバシカメラ・ヤマダ電機)?などなど。

 

その中で一番費用が抑えられるのは、自分で修理することです。

 

 

そこで腕時計修理のプロ目線でお勧めできる、100均(ダイソー・Seriaなど)で買える商品「お手軽メンテナンス用品(電池交換、クリーニング)」を一部紹介致します。

 

注)あくまで専用の工具等では無いので自己責任でお願い致します。

 

 

自分でもできる腕時計の金属ベルト洗浄グッツ|気軽にホームセンター・ダイソーなどで購入できる商品の紹介

 

腕時計を修理する場合、例えば電池交換は時計屋さんや家電量販店、ホームセンターでも¥1,000以上の費用が掛かります。

 

腕時計のブランドによっては10倍以上の費用が掛かるケースもありますし、電池交換以外の作業の場合も数千円で収まらない可能性がございます。

 

腕時計は、動き続ければいずれ消耗し、時が来れば故障します。

 

ですが腕時計の外装パーツの故障は落下、衝撃、サビなどが原因で故障します。

 

外装パーツの故障は部品交換となり費用が高くなる場合が多いですが、使用方法、使用環境によって防ぐ事ができます。

 

腕時計のクリーニングは時計屋さん・ホームセンター・家電量販店(ヨドバシカメラ・ヤマダ電機)などに依頼しても時間も掛かりますし、値段も数千円は掛かると思います。

 

※場合によってはホームセンター・家電量販店(ヨドバシカメラ・ヤマダ電機)でも作業していない可能性もございます。

 

 

 

ステンレス・チタン素材ってサビるの?

 

腕時計の外装パーツ(金属部)の多くはステンレスやチタンが使われてます。

 

一般的にはステンレスやチタンはサビにくい素材と言われています。

 

あくまでサビない素材では無く、サビにくい素材です。

 

 ステンレス・チタン素材はサビにくい?

一般的にサビにくいステンレス・チタン素材ですが、腕時計に付着している汚れ・水分を放置していると空気に触れず、そこからサビが発生します。腕時計は常に身につける物なので目に見えない皮脂汚れなど、バンドの隙間などに詰まる為、定期的に掃除をする事をお勧め致します。

 

また、時計に水分が付着した場合も同じく空気に触れる事が出来ません。水分が付着した際はそのままにせず、乾いた布で拭き、乾燥させて下さい。きれいに保つ事でステンレス・チタン素材はサビを防ぐ事ができます。

 

 

上記のように素材を活かすためにも、腕時計の故障の1つであるサビを未然に防ぐ、腕時計ベルトクリーニング方法を紹介します。

 

 

 

  金属ベルト洗浄|ダイソー『ステンレスボトル洗浄剤』

  • ステンレスボトル洗浄剤

  • 割りばし

  • ブラシ

 

 

【用意するもの】

  • ステンレスボトル洗浄剤
  • 器(ガラスやプラ容器、紙コップなどでも可能。)
  • 割りばしや定規

 

 

【あると便利なもの】

  • ブラシ(取り切れない細かい隙間の汚れを取り除く事ができます。)

 

 

【メリット】

  • 超音波洗浄器など特別な機材や手間は要らない。
  • 除菌効果あり食器洗浄剤なので比較的肌にも安心。
  • 専用工具より安価。

 

 

【注意、アドバイス】

  • ステンレスボトル洗浄剤はステンレス素材に使用して下さい。商品の仕様を確かめて、ご使用下さい。
  • 汚れなどを取り除くと洗浄後ベルトのコマを繋ぐピンが緩んで抜けやすくなることがあります。

 

 

【手順】

1.洗浄剤1包分にお湯を入れ、2時間放置し、水で濯ぐだけです。

※蒸気が当たる為、非防水時計には不適です。

洗浄剤を器に入れる。

器にお湯を入れる。

 

 

2.今回は6時側クラスプまで浸け置き。

30~40分程度浸けておきます。

汚れが取れています。

 

 

3.洗浄剤1包分にお湯を入れ、2時間放置し、水で濯ぐだけです。

汚れが取り切れない場合ばブラシを使って汚れを落してください。

※蒸気が当たる為、非防水時計は不可です。

取り出して水で濯いで下さい。

※時計本体は蛇口から出る水には直接つけないで下さい。(水入り注意)

 

 

更にお手軽にするなら、いっそベルトを外さず洗浄するパターン(コップに割箸で時計のケース下に橋渡し、洗浄液に浸からないようにする) などの方法もあります。

 

 

 

 

自分でもできる腕時計スクリュー裏蓋式電池交換|気軽にホームセンター・ダイソーなどで購入できる商品の紹介

 

以前の記事(腕時計の電池交換を依頼すると高いと思う理由について)で紹介したメーカー、時計専門店でないと電池交換できない腕時計の中に裏蓋スクリュー開閉モデルがございました。

 

スクリュー式の腕時計は防水モデルに使用している事が多く、自分で腕時計を電池交換すると防水性能が落ちる可能性がございます。

 

また、裏蓋の開閉器の工具が特殊で高額、さらに使い方を誤ると腕時計に傷をつけてしまう恐れがございます。

 

しかし、防水性は落ちても気にしないという人に向けて、今回紹介する開閉器は、ダイソーなど100円ショップで揃う商品の為とても安価です。また、素材もゴムの為傷つける可能性リスクは軽減できます。

 

開閉するボール、電池、ピンセットは全て100円ショップ、またはホームセンターなどで揃いますのでお試しください。

 

裏蓋が固く回らない場合は無理せず、時計屋さんにご相談下さい。

 

 

  スクリュー式裏蓋電池交換|ダイソー『ゴムボール』 

  • ゴムボール

  • 樹脂製のピンセット

  • ボタン電池

  • ゴム手袋

 

 

【用意するもの】

  • ゴムボール
  • ボタン電池(元々時計に入っている電池に記載している番号の物を使用して下さい。例:SR626SWなど)
  • 樹脂製ピンセット(先端が樹脂素材の物を使用して下さい。)

 

 

【あると便利なもの】

  • ゴム手袋(滑り止めになり、より力が入ります)

 

 

【メリット】

  • 専用工具より安価

 

 

【注意、アドバイス】

  • 当然、専用工具には敵いませんが、開くときは開きます。(時計の状態と握力、腕力次第)
  • 時計を傷付けるリスクが低い。

 

 

【手順】

1.先に腕時計の裏蓋とゴムボール 双方をアルコールで良く拭き、油分を取り除きます。

※時計によってはアルコールに弱いものもあるかもしれません、先に目立たない部分で試して下さい。

ボールを強く握り、腕時計の裏蓋に押し当てます。

※この時キュキュッとつっぱる感触あるか確かめて下さい。無ければまだ油分が残っているかも。

 

全力で握る&押し付けるのまま逆時計回りに回します。

一度でダメなら何度も! 因みにコレは三度でした。結構キツい…かもしれません。

 

 

2.緩んだらそのまま回していくと裏蓋が…ポロッと外れます。

中身を浮かないよう腕時計はウラブタ側を上にしたままキープして下さい。

 

 

3.裏蓋が開いたら電池を交換します。

 

 

 

4.締めるときはもちろん逆回しです。

裏蓋をキッチリ閉めて、時間、カレンダー等合わせて完了です。

 

 

締め方が不十分だと 中に水、湿気が入り込み、故障の原因になります。

 

 

 

 

作業を終えて

今回は時計修理専用工具の代用として使用してみました。本来の工具よりは使用しずらい点もありましたが作業を終えることが出来ました。

 

専門工具を購入しようとすると10倍以上の価格となりますが、今回紹介した方法なら費用はさほど掛からずお勧めです。(全ての電池式の腕時計が通用する方法ではありません)

 

また、現在ではメルカリやヤフーオークションのような個人で腕時計を売買できるサイトが主流となりつつあり、腕時計を安く仕入れ、自分で外装修理や内部修理する方もいらっしゃいます。

 

腕時計修理方法は各WEBサイトやYouTubeなど調べる方法は幾らでもありますので、腕時計に限らず自分で修理する事は、今後さらに需要が高まっていきそうですね。

 

余談ですが、「時計修理技能士」という国家資格があるのはご存じですか?

 

興味がある方は弊社で専門技師による教育セミナーも行っておりますのでご相談下さい。

 

 時計修理技能試験とは

毎年全国から数百人受けており、学科試験、実技試験があります。実技試験では3級の実施試験は電池交換や腕時計ベルトサイズ調整の他にラッピングです。

1級になると電池式(クオーツ)の分解清掃、機械式(メカ)の分解清掃となります。分解清掃は腕時計内の細かいパーツをメンテナンス(分解、清掃、注油、組み直し、検査)する事を指します。

内部部品はとても小さく、細かい部品で組まれおり、精密さが要求されます。

 

腕時計の仕事に携わらない限り、なかなか腕時計の内部や修理風景は見る機会は少ないと思います。

 

その為、お客様が分からない事、不安に思う事が多いと思います。私たちがその不安を少しでも解決できればと考えております。

 

 

 

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