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機械式時計の分解清掃(オーバーホール)について

2021.07.20
作業工程を順に解説致します

内部状態を確認し、各パーツを分解します

時計の外装状態、傷等を細かくチェックし、ムーブメントを分解します。その際に、時計構造も種類がある為構造、内部状態を確認しながら各パーツを分解します。

 

専用の機械で洗浄し、パーツが蘇る!

部品を外し、パーツを専用の機械で洗浄します。洗浄したパーツは蓄積した汚れ、油が取れ綺麗になります。汚れといっても外部から汚れでは無く金属と金属が擦れて現れる鉄粉などが該当します。

 

改めて時計を組み上げ作業。油の量によって精度が大きく変わる!

劣化したパーツ、摩耗したパーツは交換が必要です。パーツを見極めながら組んでいきますが 組み立てるのに重要なのが油です。油の量によって精度が大きく変わる可能性があります。指定箇所に適量の油を注油し、部品と部品がしっかりとかみ合い連動するか確認しながら組んでいきます。部品はとても小さく、力が加わると破損するパーツの破損の恐れがある為プロの技が光ります。 次に組み立てられたムーブメントをケーシングしていきますがパッキンも劣化していれば交換が必要になります。タイムグラファーを使って検査しながら精度を調整していきます。時計のスペックの精度に収まるよう調整します。そこで精度が出ない場合は内部に原因がある為再度分解します。 時計が磁気帯びしている可能性もあるので磁気帯び検査及び磁気抜きもここで行います。

 

裏蓋を閉め、時計の防水テストを致します。

しっかり裏蓋を閉め、ケーシングされた時計の防水テストを致します。もし防水テストがNGの場合はガラス部、裏蓋部、リューズ部のどれかが考えられます。そこを空気圧でテストしていきます。

 

誤差が生じないようランニングテスト。合格できれば完了です。

最後に時計をどこの角度に傾けても誤差が生じないようランニングテストをして合格できれば完了です。あくまで時計にはいろんな構造、システムがある為一概には言えません。クオーツの時計はもちろん全然仕組みが違いますし同じ機械式でもブランド、モデルによって変わります。 そこからお客様の希望があれば外装仕上げも行います。

 

機械式時計の大まかなパーツは裏蓋、リューズ、機止め板、各種ネジ、針、文字盤、 ルビー、 テンプ、テンプ受け、ゼンマイ、角穴車、丸穴車、アンクル受け、アンクル、ガンギ受け、ガンギ車、輪列受け、4番車、3番車、一受け、2番車、香箱、香箱真、裏押さえ、カンヌキバネ、日ノ裏車、小鉄車、カンヌキになります。


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