CASE

1960～70年代のシチズンの人気モデル、レオパールは、字義通り「豹」を表します。レオパールは、『7』と呼ばれる機種グループの最上位モデルの一つでした。レオパールの特徴は、ハイビート・マシンを搭載していたことです。シチズン社は、キングセイコーハイビートに対抗するために、この時計の開発に熱心に取り組みました。ハイビート腕時計は、高速の振動数によって精度を高めることができます。しかし、この時計の精度向上には、いくつかの要因があります。例えば、トルクアップされたゼンマイの採用や、高速の振動数に適合するテンプ運動、弾性係数の高いヒゲゼンマイなどを採用し、姿勢の変化による影響を受けにくく、携帯時でも常に安定した高精度を保つことができます。

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