CASE

1985年、「カルティエ パシャ」が世に送り出された。それは、世界初の防水腕時計といわれる「タンクエタンシュ」から始まった。ルイ・カルティエが「泳げる腕時計が欲しい」という顧客の声に応えて開発したタンクエタンシュは、スクエアなデザインであった。しかし、カルティエはこれをベースに、曲線を描く円形の「カルティエ パシャ」を完成させた。

パシャという名前は、カルティエにタンクエタンシュの製作を依頼したモロッコの太守「エル・ジャヴィ公」に由来。パシャは、「太守」という意味を持つ言葉でその言葉通り、パシャはモロッコとトルコでよく見られる、尊敬される有力な官僚を意味します。

パシャシリーズの中でこちらは、2011年頃に1000本のみ生産されたビックデイト、サン&ムーン搭載機です。ジャガールクルトのムーブメントをベースとしたCal.8011MCがシースルーバックから見ることができます。

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